投稿日:2023.12.29
更新日:2023.12.29
ラベルの資源循環プロジェクトについて、今回はご活用例を紹介します。
プロジェクト概要は過去ブログにて図表つきでご紹介しております。
<ラベルの資源循環プロジェクトに関する情報>
ラベルセパレータのリサイクル「ラベル資源循環プロジェクト」
資源循環プロジェクト公式サイト
https://www.shigenjunkan.com/
大光印刷の取組み紹介(資源循環プロジェクト公式サイト)
https://www.shigenjunkan.com/participation/daiko_printing/
ラベルのセパレータ(剥離紙)を回収しリサイクルする取り組みです。
セパレータとはラベルが付いている“台紙”のことを指し、一般的なセパレータ(剥離紙)は特殊なコーティングが施されているため、基本的に燃焼・廃棄されています。
このセパレータ(剥離紙)を専用台紙に置き換えることで回収・リサイクルし再度専用台紙の原料に使用されるといった資源が循環する仕組みとなります。
化粧品メーカー様:封緘シール、製品ラベル
製薬メーカー様:製品ラベル、梱包ラベル(テスト中)
従来のラベルから、以下のことを変えれば、資源循環プロジェクトへ参画できます。
<変えること>
・セパレータ(剥離紙)を専用台紙に変える。
・使用済みラベル台紙を回収ボックスに入れる。
<変わらないこと>
・ラベルデザインは変更なしでOK
・ラベル素材は変更なし、または同等素材(ユポ、アート紙、透明PPなど)
つまりラベル自体は変更なしで対応できます。
大光印刷株式会社は、化粧品・医薬品・製薬メーカー様を中心に資源循環プロジェクトのご提案をしております。
そのなかで、製薬メーカー様は「既存の仕様を変更するのが難しい・・・」といったお声が多くありました。
医薬品・製薬メーカー様では厳しい品質管理や変更管理があるため、既存製品のラベルの変更はなかなか難しいかと思われます。
そこで、大光印刷株式会社はご提案します。
取り組みの第一歩として「梱包用ラベル」で資源循環プロジェクトへ参画はいかがでしょうか!
「無地ラベル」「ご指定のサイズ」「裏面に光電管マーク(アイマーク)」「一部印刷あり」といった仕様に対応できます。
梱包ラベルは製造現場では、けっこう多く使用します。
そして、ラベルサイズもそこそこ大きい=使用メーター数も大きいので、エコに関する効果も大きいと各社様から良い反応を頂いております。
現在、いくつかの製薬メーカー様にて「梱包ラベル」でテスト進行中です。
・製薬メーカー、医薬品メーカー様の監査をクリアした製造環境と管理体制。
・デジタル印刷機、凸版印刷機、オフセット印刷機など多種多様なラベルに対応。
・当社独自の少量回収BOX(30kg)でより小さいスケールから運用可能。
(通常はJITBOXチャーター便のカゴ台車サイズ(300kg)となります。)
<参考リンク>
当社のラベル製造について
ラベル メディカル業界向け 包装資材
ラベル台紙も資源として活用してはいかがでしょうか?
素材サンプルもありますので、ご興味ある方は気軽にお問合せください。