医薬品チームブログ
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ラベルセパレータのリサイクル「ラベル資源循環プロジェクト」

投稿日:2023.01.19

更新日:2023.03.27


今回は品質を重視されるメディカル業界でも取り組みやすい
エコへの取り組みとして、「ラベルの資源循環プロジェクト」をご紹介いたします。

【メディカル業界へのおすすめポイント】

・素材変更無しでエコ活動へ取り組むことできる(例:ユポ、アート紙などのまま)。
・剥離フィルムに変えることのメリット
・二酸化炭素排出量の削減
・オリジナルサイズの回収ボックス(少量回収に対応)

溶出試験など採用ハードルが高いと思われる場合は、「封かんシール」「(外箱、物流)輸送箱ラベル」といった製品でも対応可能です。
【ユポ、アート紙など素材変更なしで資源循環に対応できます。】


ラベルの資源循環プロジェクトとは?

シールやラベルについている剥離紙を
リサイクル可能な素材に置き換えようという取り組みです。

 


剥離紙は特殊なコーティングが施されている為、リサイクルが難しく通常は燃焼・廃棄されています。

このリサイクルできない「剥離紙」を「リサイクル専用台紙」に置き換え、使用済みのリサイクル専用台紙をユーザー様から有価回収しリサイクルします。

回収した専用台紙は再びリサイクル専用台紙の原料に使用され、
ゴミを生まず、資源が循環する仕組みが整っています。

このリサイクルの取り組みに興味を持っていただき、
現在複数のクライアント様にてテスト品を作らせてもらっています。

 

リサイクル専用台紙に変えることのメリット

1.ラベル本体の素材変更なし

変更するのはあくまで剥離紙のためラベル自体の素材変更がありません。
規格書の管理や取り決めが厳しい医薬品製造や化粧品製造の用途にも最適です。

2.クリーン

剥離紙による紙粉の発生がありません。異物管理が厳しい医薬品製造や化粧品製造の用途にも最適です。

3.意匠性向上

剥離紙に比べ、リサイクル専用台紙は表面の平滑性が向上します。糊面も平滑になるため、貼り付け時の透明度が向上します。(透明ラベル・ラミネート貼り)

4.生産効率向上

剥離紙に比べ、厚みが薄く、同じ巻き径であれば多く巻き取れ、生産効率向上に寄与します。

5.反り軽減

剥離紙のように水分を吸収しないため、吸湿・放湿によるカールを低減します。

 

二酸化炭素排出量の削減

下記条件で封緘シールのセパレーターを剥離紙からリサイクル専用台紙に変えた場合、
31%の二酸化炭素排出量削減が可能となります。

 


※日榮新化算出資料より

大光印刷オリジナルサイズの回収ボックス

基本的に回収ボックスは300㎏用のみとなりますが
弊社では少量からでも取り組めるように30㎏用の回収ボックスをご用意しております。

300㎏といわれると多そうだと分かりますが
シールでどの程度必要なのかピンとこない数字ですよね。

そこで弊社で作ったサンプル用アテンションシールで考えてみます。

このアテンションシールは1シート4枚ついています。
アテンションシールサイズ:W56*H60㎜程度
リサイクル専用台紙サイズ:W122*H140㎜程度

アテンションシールをはがしたリサイクル専用台紙1シートの重さは約0.88gあります。

300㎏=300,000g 約34万シート分
アテンションシールでは約136万枚作ることになります。

かなり多いですね。

仮に使用しているすべてのラベル(製品ラベル、封緘シール、アテンションシールなど)を全て切り替えても300㎏のリサイクル専用台紙を集めるのはなかなか大変なことと分かります。

リサイクル専用台紙のリサイクルの取り組みには興味を持っていただいても300㎏集めるのはハードルが高く、なかなか導入するのは難しいと思います。

これが30㎏だと・・?
30㎏=30000g 約3万4000シート
アテンションシールで約13万6000枚分

いかがでしょうか。
特に回収に期限があるわけではないので、このくらいの量だと導入しやすいかと思います。
アテンションシールだけでなく封緘シール、責任ラベルなどでもお使い頂けます。

なお、回収費用も原則ユーザー様の実費負担はありません。
従来、産業廃棄物としてお金を払って処理していたラベル台紙を資源として販売できます。