医薬品チームブログ
投稿日:2024.07.16
更新日:2024.07.16
商業印刷物では納品数に予備を加えることが多いですが、医薬品包材では過不足ゼロを求められます。
今回は、添付文書の数量管理ついてご紹介します。
図1のように添付文書はロール印刷します。印刷した添付文書は一度大断ち(大まかな寸法にカット)した後、計数機(図2)に掛けます。大光印刷の計数はここから始まります。計数機では、図2のように大断ちした束のコーナーを差し込みます。1000枚をカウントすると付箋が差し込まれます。これを対角も同様に行い、2か所に付箋が差し込まれるのを確認して1000枚が確定されます。
その後1000枚単位で正寸に断裁していきます。
図1(ロール印刷)
図2(計数機)
添付文書は折った後に指定の数量で結束し、梱包されます。折工程では、あらかじめ折機に指定の結束数を設定します。折機から排出される時は結束数ごとに1枚キック(跳ね上げ)されます。それを手に取り図4の計数機に掛けます。計数機もあらかじめ結束数を設定しておきます。図4のように、折機から排出された束を計数機で読み取ります。
図3(折機)
図4(計数機)
このように、弊社では印刷~計数~断裁~折という工程の中で、2回計数を行います。
もっと詳しく知りたい方は、担当営業もしくは、お問い合わせフォームからお問い合わせください。