医薬品チームブログ
実例紹介 業務委託

海外製造品の包装資材アートワーク

投稿日:2026.06.11

更新日:2026.06.17


海外製造品の包装資材アートワーク

医薬品業界では、海外工場への製造・包装移管が進んでいます。
それに伴い、これまで印刷物を納品していた包装資材についても、「印刷物」ではなく「アートワークデータ」での納品を求められるケースが増えています。
今回は、医療用医薬品メーカー様からご依頼いただいた、海外製造品の包装資材アートワーク事例をご紹介します。

 

ご依頼内容

今回ご依頼いただいたのは、新規医薬品の包装資材一式のアートワーク作成です。
対象となった資材は、
• 個装箱
• ラベル
• ブリスター包装のフタ材
• 使用説明書
• その他関連包装資材
など多岐にわたりました。
最終的には、海外製造所で使用できる印刷製造用アートワークデータとして納品しています。

 

アートワーク作成の進め方

パターン1: 海外先行発売品の日本導入

海外で先に販売されている製品を日本市場へ導入するケースでは、
• 海外アートワークデータ
• グローバルガイドライン
• 英文資料
• ロゴデータ
• 図面データ
などが支給されます。

当社では資料の内容を読み込み、デザインの意図やブランドルールを理解した上で、日本市場向けパッケージのアートワークを作成します。
単純なデータ流用ではなく、日本語表示や薬機法対応を考慮しながらレイアウトを構築することが求められます。

 

パターン2:日本専売品の新規開発

海外販売予定が無い、もしくは日本が先行して販売する製品では、デザイン提案から関与することもあります。
お客様の既存製品やブランドコンセプトをもとに、
• 配色案
• レイアウト案
• デザイン案
を複数ご提案。
必要に応じて、
• 製品ロゴ
• イラスト
• アイコン類
の制作も行います。

 

プロジェクトの流れ

1. キックオフミーティング

お客様のアートワーク担当者様、薬事担当者様、マーケティング担当者様とオンラインミーティングを実施します。
この段階で、
• スケジュール
• 包装仕様
• 図面
• ロゴデータ
• ブランドガイドライン
などを共有いただきます。

 

2. 初案作成

支給資料をもとに表示内容を整理し、アートワークの初案を作成します。
当社では単なるオペレーション作業ではなく、医薬品表示の知識を活かしながらレイアウトを検討します。
不足している素材がある場合には、ロゴやイラスト制作も対応可能です。

 

3. 国内・海外関係者によるレビュー

完成したアートワークは、
• お客様
• 海外製造所
• 関係部署
で確認いただきます。
修正対応を重ねながら完成度を高め、最終的に校了(FIX)後、印刷製造用データとして納品します。

 

大光印刷が選ばれる理由

医薬品業界特有のルールを理解している

アートワーク作成ではデザインスキルだけでなく、
• 医療用医薬品表示の知識
• 包装資材に関する知識
• 海外製造所の運用ルール
などの理解が欠かせません。
当社では長年にわたり医薬品・医療機器業界の包装資材に携わってきた経験を活かし、資料から必要情報を読み取りながらアートワークを作成しています。

 

指示書が完全でなくても提案できる

実際のプロジェクトでは、すべての条件が最初から揃っていることは多くありません。
未確定事項や不足情報がある中でも、過去の実績や業界知識をもとにアートワーク案を作成できることが当社の強みです。

 

包装資材全体を一括対応できる

個装箱だけでなく、
• ラベル
• 添付文書
• 包装フィルム
• 段ボール
など、包装資材全体を通じて対応可能です。
複数ベンダーへ依頼する必要がなく、プロジェクト管理の負担軽減にもつながります。

 

まとめ

海外製造移管や新製品開発に伴い、アートワークデータ作成の重要性はますます高まっています。
大光印刷・ダイコウクリエでは、医薬品・医療機器業界で培った知見を活かし、包装資材全般のアートワーク作成を支援しています。

「海外工場向けのアートワークを作成したい」 「包装資材のデータ作成を外部委託したい」 「医薬品業界を理解したパートナーを探している」
このようなお悩みがございましたら、お気軽にお問い合わせください。