医薬品チームブログ
投稿日:2023.07.24
更新日:2023.07.27
こんにちは。営業部のNです。
前のブログで添付文書同梱廃止後の箱について考えてみました。
「添付文書は緩衝剤でもありました。そのため添付文書にかわって、あらたに個装箱に緩衝機能をつける必要があるのでは?」というご提案をいたしました。
その際、バイアル1本入りの製品については、仕切り一体型の緩衝機能付きの個装箱をご提案いたしました。
今回のブログはそちらの改良版についてのご案内です!
ぜひご覧ください。
仕切り一体型の緩衝機能付き個装箱とは、以下のようなものです。
メリット
実はこれ結構評判よくて、いくつかの化粧品会社様では採用がきまりすでに市場にでています。
ありがとうございます!
しかし、この箱にはひとつ弱点がありました。 底面です。
さきほどメリットとして「側面4面はすべてカバーできている」とあげました。
しかし、底については特にカバーができていません。
「底に衝撃がくわわったらどうするの?」というご指摘は常にいただいていました。
あれから2年。そちらの問題を解決する試作品がとうとうできました!
試作品をご覧ください。
内部も普通のワンタッチ底。とくに違いがないように見えますが・・・・・
実は底から10mm底上げしています。
下から見るとピラミッド状に空間があります
緻密に角度を計算したワンタッチ底はやぐら状に組みあがります。
程よく弾力性もあり、周壁と組み合わせてしっかり緩衝します。
模式図にすると下記のような感じです。
このやぐらが底からの衝撃を吸収し中身へのダメージを減らすことができます。