医薬品チームブログ
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類薬比較、同一成分比較はこちら!!

投稿日:2021.12.14

更新日:2024.05.06


こんにちは。営業のWです。

一気に冬になりましたね。乾燥していますので、火の取り扱い、風邪にはご注意くださいませ。


さて本日は、類薬比較、同一成分比較をXMLから作成できる「Pix Agile」の使い方についてご紹介していきたいと思います。
以前もPix Agileについてはブログでご紹介させて頂きましたが、改めてご説明いたします。

「なにができる?」

複数のXMLデータを読み込んで、Word上で横並びリストが作成できます。手作業でWord上で作成しますと結構手間です。XMLから自動で作成できますので、結構便利です。

サンプルを見て頂いた方が良いですね。PMDAに公開されているXMLから下記を作成しました。(今回は添付文書の種類が多い、ヤンセンファーマ様のリスパダールを使わせて頂きました。公開されているXMLを使用しております)

画像なのでちょっと見にくいですが、4製品が横並びになっており、なおかつ各々の項目ごとが同じ行に記載されております。(4製品まで可能)


こんな使い方ができると思います!

  • 新薬作成・・・効能効果が同じ薬を参考にできます。
  • 先発品と後発品・・・先発との表記比較ができます。
  • 類薬比較・・・文言の確認や、営業さんの学習にも使えるかもです。
  • 相談用の新旧比較表


もう一つの使い方ですが、単品のWordが作成できます。

急遽Wordデータが必要な時もあるかと思います。その際にXMLから出力できると便利です。

XMLからの出力ですので、組成性状のレイアウトは、現行PDFとは異なります。

レイアウトに拘らなければ、このままPDFに変換して届出用PDFとしても使用可能です。(出力データは、1段組です。2段組は手動での編集になりますが、要望が多ければ2段組に出力できるように検討します。)

このままPDFとして使用する場合、改訂の際はXMLデータのみ修正すればOKになります。

XMLデータは、PMDAに掲載されているデータをダウンロードすれば良いので、別途サーバーを立てて保管する必要もなくなります。毎回XMLからWordを出力すれば良いので、Wordの保管も不要です。まさに究極のシンプルです!

そこまで保管をしないのは、ポリシー的に難しいかとは思いますが、XMLを有効活用すれば、業務効率や校正回数を減らすことが可能です。是非自社内のワークフロー改善やコストダウンにご検討頂けますようよろしくお願いいたします。