投稿日:2021.12.14
更新日:2024.07.16
こんにちは。営業のWです。
一気に冬になりましたね。乾燥していますので、火の取り扱い、風邪にはご注意くださいませ。
さて本日は、類薬比較、同一成分比較をXMLから作成できる「Pix Agile」の使い方についてご紹介していきたいと思います。
以前もPix Agileについてはブログでご紹介させて頂きましたが、改めてご説明いたします。
複数のXMLデータを読み込んで、Word上で横並びリストが作成できます。
手作業でWord上で作成しますと結構な手間になります。
XMLから自動で作成できますので便利です。
サンプルを見て頂いた方が良いですね。
PMDAに公開されているXMLから下記を作成しました。
(今回は添付文書の種類が多い、ヤンセンファーマ様のリスパダールを使わせて頂きました。公開されているXMLを使用しております)
画像なのでちょっと見にくいですが、4製品が横並びになっており、なおかつ各々の項目ごとが同じ行に記載されております。(4製品まで可能)
もう一つの使い方ですが、単品のWordが作成できます。
急遽Wordデータが必要な時もあるかと思います。その際にXMLから出力できると便利です。
XMLからの出力ですので、組成性状のレイアウトは、現行PDFとは異なります。
レイアウトに拘らなければ、このままPDFに変換して届出用PDFとしても使用可能です。
(出力データは、1段組です。2段組は手動での編集になりますが、要望が多ければ2段組に出力できるように検討します。)
このままPDFとして使用する場合、改訂の際はXMLデータのみ修正すればOKになります。
XMLデータは、PMDAに掲載されているデータをダウンロードすれば良いので、別途サーバーを立てて保管する必要もなくなります。毎回XMLからWordを出力すれば良いので、Wordの保管も不要です。まさに究極のシンプルです!
そこまで保管をしないのは、ポリシー的に難しいかとは思いますが、XMLを有効活用すれば、業務効率や校正回数を減らすことが可能です。是非自社内のワークフロー改善やコストダウンにご検討頂けますよう、よろしくお願いいたします。