医薬品チームブログ
投稿日:2020.08.06
更新日:2024.07.31
こんにちは。営業のNです。
今回は、照合元データをあてる際に注意しないといけないことをご案内します。
照合元データ部分に画像データがあったとしても、照合元データとして登録される際は画像情報が削除されます。
そうすると、後発品が「照合元データを取り込んでそのまま自動受理」とは簡単にいかなくなってしまうので、注意が必要です。
画像が含まれることはめったにないことですが、事例があったのでご紹介します。
PMDAサイトからHTMLでみた場合です。
赤枠部分は実は画像データになっています。
XMLのソースを見ると画像ということがわかります。
黄色で塗っている部分です。
ここから照合元データが作られました。
照合元データは下記です。
「必要抜き取り量計算式」のところが、まるっと削除された状態で照合元データとして登録されています。
後発品はどうしているでしょうか?
「必要抜き取り量計算式」のところはテキストベタ打ちにしたようです。
ここからできあがった照合元データの亜型がこちら。
赤字部分が照合元データからの追加箇所です。
このように照合元データ部分に画像が含まれている場合はそのままでは使えません。
つまりは自動受理は不可能になります。
注意しないといけません。
本ブログは特定の製品などを誹謗する目的ではなく、皆様のXML作成を手助けし
ひいては製薬業界の情報提供活動に寄与する目的で記載しております。